
長野県の最北端、豪雪地帯である飯山市で東京ドーム約8個分の広さの田んぼで米作りをする金崎さんは、サイトでお米通販を行っています。
令和2年9月現在、金崎さんの親子3代と8名のスタッフの力でコシヒカリやキヌヒカリなどのブランド米を作って通販で販売します。
「金崎さんちのお米」というネーミングの米は、ソムリエに「日本一美味しい米」といわれ、第9回全国の米・食味分析コンクールでは金賞を受賞し、第10回米・食味分析鑑定コンクールの国際大会2008では特別優秀賞を受賞しています。
「金崎さんちのお米」の特徴は、魚沼地区と隣接していて雪解け水が運んだミネラルがたっぷり含まれた土壌で作られることです。
しかし収穫量が少ないのであまり流通せず、希少価値のあるお米なのです。
収穫量が少ないのは、こだわりがあるからです。
まずは肥料ですが通常の栽培よりも30%ほど少ないくしています。
そのため収穫量は5%から8%減りますが、窒素成分が抑えられるので粘りと甘みのあるコメができるのです。
2つ目のこだわりは収穫時期で、通常よりも1週間から10日早く収穫をすることです。
早く収穫すれば量は少し減りますが、その分若い米なのでツヤが生まれます。
この2つのこだわりを持って栽培しているので、収穫量は減る分「粘りと甘み」「ツヤ」のある米が採れるのです。
そして収穫後は15度に保った保冷庫で貯蔵をすることで1年間、新鮮なままの状態を保つことができます。